意外と知られていないフォトスタジオの種類を世代別に紹介します。

第1世代

地元密着型の昔ながらの写真館であり、幼稚園・保育園・小中学校のイベント撮影に来ていたイメージがあるかもしれません。子どもの頃に七五三や家族写真を撮影したなど少々堅苦しい思い出を持つ方もいますが、老舗の技が人気の秘訣です。

第2世代

大通り沿いやショッピングモールの中などにある、知名度が高い全国チェーンのフォトスタジオがこの世代です。豊富な衣装・衣装レンタルOK・撮影した写真を数多くの中から選べるなどのサービスが受けられます。撮影料・着付け料金・写真のデータ化などが全て別料金の単体オプションであることが特徴です。

第3世代

「限られた予算内で充実した撮影を行いたい！」「写真のデータ化を沢山したい！」方に人気のフォトスタジオです。ハウス型とも呼ばれており、一軒家まるごとおしゃれな内装やインテリア、豊富な衣装、写真データをもらえるなどのメリットがあります。撮影料＋着付け料金＋写真のデータ化など全てコミコミのセット料金なのが特徴です。

見落としがちな大事なポイントは、「写真データ」の料金。『撮影料＋商品代金』のプランで販売しているスタジオは、写真データの購入が高い場合や、商品代金〇万円以上購入した方しかデータを買えないなどの場合があるので、事前に確認しておくことが重要です

購入したアルバムや台紙に載せる写真データしか購入できないという場合も多く、データだけほしいのに、商品をたくさん購入しなければならないということもあります。撮影料が安くても、想定の２～3倍の金額がかかってしまったというのは、よくある話です。

アルバムや台紙よりも、写真データが欲しいという方は、『撮影料＋商品代金』ではなく、『撮影料+データ代金』のプランを選ぶことをおすすめします

フォトスタジオの料金の合計金額は、セット料金として定額になっているスタジオがおすすめです。

撮影料金・衣装代・着付け代・写真のデータ化・アルバム代など、さまざまなオプションがすべてセットになっていて「明確な料金」を提示しているフォトスタジオであれば、提示している金額を超えることがないため、安心して利用できます。

そして重要なことは、最高の一枚が撮れるスタジオを選ぶことです。それは、衣装の充実度や撮影データやカット数の多さによって決まります。カット数が多ければ、一瞬の輝く表情を逃さずにキャッチできます。最高の一枚とされる写真をたくさん撮影してデータを残すことができれば、オリジナルアルバムを作成したり現像したりできます。データは劣化しないので使い方は無限に広がることでしょう。